FAQ — Be Honest
40

東亜工機に、40の質問。

給与・残業・人間関係・キャリアパス・福利厚生 ── 給与表だけでは伝わらない「実際のところ」を、6カテゴリ40問のQ&Aで赤裸々にお答えします。気になる質問だけ拾い読みでも、上から順番でも。

会社について

Q01 — Q07
Q01創業から80年、なぜここまで続いてこられたのですか?
「世界トップシェアの製品を、世界トップクラスの技能者が支える」というシンプルな哲学を80年間守ってきたこと。戦後の経済不況、オイルショック、リーマンショック、コロナ禍、すべて「お客様の船を止めない」という使命感で乗り越えてきました。独立系・無借金経営も、長期視点で品質投資ができる基盤になっています。
Q02大型シリンダライナで「世界トップシェア」とのこと、本当に?
本当です。特に内径600mm以上の大型船舶用ディーゼルエンジン用シリンダライナでは、世界シェア40%・国内シェア70%。三井E&S・日立造船マリンエンジン・川崎重工業など国内12社、デンマーク・スイス・中国・韓国・米国の海外13社へ納入し続けています。
Q03独立系・非上場とのこと、安定性は大丈夫ですか?
創業以来80年、無借金経営を続けています。資本金1億円、令和7年度売上67.44億円、3工場体制で安定した事業基盤を維持。親会社の方針転換で工場が閉じる、といったリスクとは無縁です。
Q043つの工場、それぞれどう違うのですか?
本社・谷田工場(佐賀県鹿島市山浦丁)が機械加工・本社機能。大村方工場(鹿島市古枝甲)が機械加工・仕上げの中核。横田工場(鹿島市高津原)が鋳造(遠心鋳造・誘導炉)の源流。この3工場で素材設計から仕上げまで一貫生産しています。
Q05代表取締役はどんな方ですか?
代表取締役社長・光武渉。「社員一人ひとりが、世界の海を動かしている誇りを持てる会社」を目指しています。年1回の全社員面談を続けており、新人の話も直接聞く姿勢が会社の文化に根付いています。
Q06主要なお客様はどなたですか?
国内:三井E&S、日立造船マリンエンジン、川崎重工業、神戸製鋼所、その他造船・舶用エンジンメーカー8社。海外:デンマーク、スイス、中国、韓国、アメリカの造船・エンジンメーカー13社。長期取引が多く、創業以来50年以上のお付き合いをいただく企業様も。
Q07どんな会社の影響を受けていますか?親会社・グループはありますか?
独立系で親会社・親グループはありません。意思決定は経営陣で完結しており、技術投資・人事・採用すべて自社判断。一方、お客様(造船メーカー・舶用エンジンメーカー)からは長年のお取引を通じて多くを学び、共に技術を磨いてきた関係です。

仕事について

Q08 — Q15
Q08「シリンダライナ」って何ですか?
船舶用ディーゼルエンジンの内側で、ピストンが上下動する円筒形の部品です。エンジンの「心臓部」そのもので、これがなければ船は動きません。大型船は内径1メートル近いものを使い、長期間の高温高圧運転に耐える特殊鋳鉄が必要。これを世界トップ品質で作っているのが東亜工機です。
Q09「遠心鋳造」とは、普通の鋳造と何が違うのですか?
回転する金型の中に溶けた鉄を流し込み、遠心力で金型壁面に押し付けて成型する工法です。気泡や不純物が中心部に集まるため、外周部に高密度な金属組織ができる特徴があります。シリンダライナのような円筒部品の製造に最適で、東亜工機の中核技術です。
Q10「ターカロイ」って何ですか?
東亜工機独自の特殊鋳鉄材料です。パーライト基地に片状黒鉛が均一分布し、硬質相が広がっている独自組成で、耐摩耗性・潤滑性・熱伝導率に優れています。世界中のお客様から「Tarkalloy」と呼ばれて指名買いされる、当社のブランドです。
Q11技能習得道場「錬磨」って何をするところですか?
社内で運営する技能訓練の専用スペースです。鋳造・成形・機械加工・仕上げの基本技能を、熟練マイスターが新人・若手に直接指導します。新人研修の一環として全員が3ヶ月学び、その後も希望者は継続受講可能。「世界トップ品質を、世界トップ技能で支える」が哲学です。
Q12品質保証はどのように行っていますか?
ISO 9001/14001/45001の3規格認証+世界10種以上の船級協会(DNV/LR/NK/JG/ABS/BV/GL/KR/CCS/RINA等)の認定維持。Leica顕微鏡、3次元測定機、超音波探傷機、蛍光X線分析装置などで全数検査。船級協会の年次監査にも全件合格しています。
Q13海外案件はどれくらいの比率ですか?
納入先25社のうち、海外が13社(約半数)。売上ベースでも海外比率は3割超。技術営業・品質保証・開発エンジニアは年4〜10回程度の海外出張機会があります。海外駐在制度はありませんが、出張・短期滞在の機会は豊富です。
Q14AI、DXは導入していますか?
段階的に導入中です。生産管理システムで全工場のデータ連携、品質データの統計解析、設備予知保全の試行など。鋳造・加工の一線では、ベテラン技能者の判断と最新IoTセンサーを組み合わせて活用。「人にしかできない判断」と「機械が得意な大量データ処理」のバランスを大切にしています。
Q15仕事のやりがいは何ですか?
「世界中の海で、自分が関わった部品が今も動いている」という事実そのものです。地味な業界、知名度の低い会社だけど、世界の物流の根幹(船舶輸送)を支えている誇り。現場・営業・技術、どの職種でもこの実感を共有できる職場です。

人について

Q16 — Q22
Q16従業員は何名ですか?男女比は?
305名(2026年3月1日現在)、男275名・女30名。鋳造業界の伝統で男性比率は高めですが、女性社員(経理・総務・品質・営業)の活躍は年々広がっています。女性管理職比率も12%まで増加中。
Q17平均年齢、平均勤続年数は?
平均年齢約42歳、平均勤続年数17.8年。長く働く方が多い職場です。「定年まで勤め上げる人」「途中で転職してきて長居する人」両方のタイプが共存しています。
Q18地元出身者の比率はどのくらいですか?
7割以上が佐賀県出身者です。鹿島市・嬉野市・武雄市・佐賀市など県内出身者が中心。残り3割は他県からのIターン・Uターン社員。地元と外の風通しの良さが特徴です。
Q19地元工業高校との関係はどうですか?
塩田工業高校・佐賀工業高校・鹿島実業高校・鹿島農業高校から、毎年継続的に新卒採用しています。各校との就職指導の関係も深く、職場見学会・OB訪問の機会も設けています。「地元から世界へ」のパイプラインを大切に育てています。
Q20離職率は?
直近3年の離職率は2.5%(製造業平均10%超)と業界水準を大幅に下回っています。「合わない人がすぐ辞める職場」ではなく「合う人が長く働く職場」を作ってきた結果と理解しています。
Q21新卒社員と中途社員の比率はどれくらいですか?
新卒(高卒含む):中途 = およそ65:35。中途採用比率も高く、特に技能職以外(営業・品質・経理・人事・設備)は中途経験者を厚く採用しています。中途と新卒で待遇差はなく、技能と人柄で評価されます。
Q22社員はどんな人が多いですか?
「真面目」「誠実」「我慢強い」「コツコツ型」が圧倒的多数。鋳造業の特性もあり、派手な人より地に足ついた人が活躍します。一方で「グローバル展開を担う営業」「DX推進担当」など、変化を楽しむ社員も増えています。

働き方について

Q23 — Q29
Q23残業時間はどれくらい?
本社平均で月9時間(2025年実績)。製造現場はシフト制で残業ほぼなし。月45時間を超える場合は事前に上司・人事と調整。労使協定遵守、勤怠はICカードで自動記録しています。
Q24有給は取りやすいですか?
取りやすい環境を意識的に作っています。年平均取得日数16日(2025年実績)、計画有休制度で年5日以上を会社主導で消化推奨。連休との合わせ取得も歓迎されます。
Q25休日は?週休何日?
完全週休2日制(土日休み)。年間休日120日以上。GW・夏期・年末年始は連続休暇あり。製造現場は2交替シフト制ですが、シフト調整で週休2日は保証されています。
Q26シフト勤務はキツくないですか?
日勤と2交替(早番・遅番)のシフト制。深夜勤務はありません。シフトは月単位で固定または希望ローテーション。慣れるまで2〜3ヶ月かかりますが、リズムを掴めば生活と両立しやすいスケジュール。
Q27リモートワークはできますか?
職種によります。鋳造・加工・品質保証は出社必須、営業・スタッフ系は週1〜2日のリモート可。完全リモート前提のポジションは現状ありません。
Q28キャリアパスはどう描けますか?
技能職:オペレーター → 主任 → 係長 → 課長 → 部長/マイスター制度との並行ルートあり。営業・スタッフ系:担当 → リーダー → 課長 → 部長/海外案件担当として専門性を深める道も。30代後半でラインマネージャー昇格が一般的です。
Q29海外出張はどれくらい?
技術営業・品質保証・開発エンジニアで年4〜10回。お客様訪問、技術交流、船級協会監査同行など。出張先はデンマーク、スイス、中国、韓国、米国などの納入先工場。出張手当・現地サポート完備です。

制度について

Q30 — Q35
Q30初任給はいくら?
高卒:月給18万〜20万円、専門・短大:月給20万〜22万円、大卒:月給23万〜26万円(2026年度予定/職種・配属地により変動)。地域手当・通勤手当・住宅手当は別途支給。詳細は採用面談時にご案内します。
Q31賞与(ボーナス)はありますか?
あります。年2回(夏・冬)、業績連動。直近3年は平均年4ヶ月以上を維持しています。会社業績が好調な年は5ヶ月以上の支給実績も。労使交渉で透明性を担保しています。
Q32昇給はどれくらい?
年1回(4月)の定期昇給あり。基本給ベースアップ+人事評価による昇給で、近年は年平均5〜8千円程度。技能検定・資格取得時は別途報奨金あり。
Q33退職金制度は?
確定拠出年金(DC)導入、企業型 + iDeCo併用可。さらに退職一時金制度も併設。創業80年の歴史を支える、製造業として手厚い制度を整備しています。
Q34研修制度はどうなっていますか?
新人研修:3ヶ月の集合研修+6ヶ月のOJT、計9ヶ月。技能習得道場「錬磨」での実技訓練を全員受講。中堅以降:階層別研修、専門技能講習、社外セミナー受講補助。「学び続ける文化」を会社全体で支えています。
Q35資格取得支援はありますか?
技能検定(鋳造・機械加工)、フォークリフト、玉掛け、電気工事士、簿記、TOEIC、技術士まで、業務関連資格は受験料・テキスト代を会社負担。資格取得時に手当・報奨金もあり。

職場環境について

Q36 — Q40
Q36職場の雰囲気は?
「真面目で、互いを尊重する」雰囲気。鋳造現場は安全第一なので一見硬いですが、休憩時間や食堂では雑談・冗談が飛び交います。先輩後輩の上下関係はあるものの、年齢を超えた友人関係も多く生まれる職場です。
Q37世代構成は?
20代:18%、30代:22%、40代:28%、50代:22%、60代以上:10%。シニアの再雇用率92%で、技能伝承マイスターが現場で若手を育成。世代間ギャップを感じさせない、フラットな職場づくりを心がけています。
Q38食堂・寮・福利厚生は?
本社・谷田工場に社員食堂あり(昼食300円)。鹿島市内に独身寮(若手単身者向け)、社宅(家族帯同向け)完備。家賃は会社補助で実質月1万円以下。Uターン・Iターン社員の引越し費用全額会社負担です。
Q39健康管理・産業医はいますか?
年1回の定期健康診断100%実施(35歳以上は人間ドック会社負担)、月1回の産業医面談、ストレスチェック制度、社外EAP(従業員支援プログラム)あり。鋳造業特有の作業環境を踏まえた、健康配慮を経営課題として継続改善しています。
Q40安全管理はどうなっていますか?
2024年にISO 45001(労働安全衛生マネジメントシステム)認証取得。鋳造業として安全文化を国際標準に。月次の安全パトロール、年4回の安全大会、危険予知訓練(KYT)の継続実施。「安全なくして品質なし」が経営理念です。

41個目以降の質問は、面談で。

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